「おしゃれは足元から」って、よく聞く言葉。
でも正直なところ、ずっと実感が持てないままでした。
服が決まってから靴を選ぶのがいつもの流れで、
足元なんて、むしろ最後に決めるものだと思っていたくらい。
「服がメインで、靴は合わせるだけ」
そんなふうに考えていた節もあります。
でも、白のスカートに合わせるサンダルを選んだとき、
なぜかその言葉がふと浮かんできたんです。
履いてみた瞬間、「これで出かけられるな」と思った。
それまで少しぼんやりしていた気分が、
足元を決めたことで不思議と整ったんです。
服は自分の内側に向き合うものだとしたら、
靴は「外に出ていくための準備」なのかもしれない。
それくらい、靴って気持ちに影響するんだなと気づきました。
今回選んだのは、アイボリーのサンダル。
肌になじむやわらかい色味で、ストラップは細め。
ちょっとだけ高さがあって、でもちゃんと歩きやすい。
白のスカートにも、この前のグリーンのブラウスにも、すっと合う。
合わせやすいというのは、ただ“見た目が合う”というだけじゃなくて、
その日の気分にもしっくりくることなんだと思います。
あらためて、「おしゃれは足元から」って言葉、
少しだけ信じてみてもいいかもしれないな、と思いました。
次はこの足元に合わせて、メイクの話を少しだけ書いてみようと思います。
肌にも、軽さと柔らかさを重ねていく季節がやってきます。
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